
ご支援レポート「somewhere talk vol.1おやつショップdaboの次期店長を見つける企画」(開催日:2/3)
【想い_somewhere talk vol.1】

㈱Spongeの髙坂さんが運営する「おやつショップdaboの次期店長を見つける企画」をお手伝いいただいております。
その第1弾が2月3日に開催されました。
普段、一つ一つに想いがあって企画をつくっているんですが、自分の感情、想いを文書化することが苦手で避けてました。でも、今回はなんで外部の人が採用支援してるの?と思われる方もいそうですので今回はちゃんと書きます。
_______
「人を採用する」
その裏側には
・その会社を去る人がいる
・その会社に新たに入る人がいる
と最小でも2人の人生が動く瞬間
誰かの人生が動く瞬間にも関わらず、決まりきった業務フローに従って、書類選考・適性検査・15分程度の面接(以下、採用儀式)で一体その人の何がわかるのか…という違和感、辞めるとわかった瞬間の辞めないでくれ面談(数時間×数回)、急に優しく接するというものにもずっと違和感を持っていて
一旦立ち止まり
”会社”という小さい世界の中で、経営者もスタッフも全員が幸せだな、この会社で働いていたいなと感じることができる世界ってどんなんだろうと考えてみると、
・個々が持っているリソースを認め合い、最大限発揮できる世界
・自分にはないリソースを包み隠さず仲間(経営者含む)伝えることができる世界
・仲間同士(経営者含む)で支え合いながら、お互いに刺激し、相互成長できる世界
などが頭の中に浮かんできて
「そんな精神的な世界、そう簡単に作れるわけないでしょ」と言われるのが容易に想像がつくし、働いている人からしたら「給料がいい会社」「休みがたくさんある会社」などの物理的欲求を満たしてくれる会社が「良いな」と感じるのかなと思います。(これに関して一切否定するつもりはないし、私も給料は低いよりも高い方がうれしい。)
でもこれって「良いな」であって「幸せだな」じゃない
それに物理的欲求は、一定の限度を超えると 働いている人が会社に依存してしまい、 働いている人の能動性を奪ってしまう毒薬にもなりえます。
「そんな精神的な世界、そう簡単に作れるわけないでしょ」はその通りであって
その世界を創るための仕掛けを採用段階からしていないからだと思います。
物理的欲求を満たすフレーズで獲得してきた人は「物理的欲求を求めた状態」でチームに入ってくることになるから、採用後にいくら精神的世界のことを話しても理解は難しいし、本人にとっても居心地のいい世界ではないはずです。
経営者も働く人も全員が幸せだなと感じれる世界を創るためには
採用の段階から
・経営者がどんな想いで会社を作り、仲間たちとどんな世界を創ろうとしているのか
・会社を去る仲間がどんな想いで仕事をしてきたのか、なぜ去るのか
・そして新たに入る仲間は、どんな想い・夢を持って、この世界に足を踏み入れようとしてるのか
などそれぞれの中にある「それぞれの想い」を伝える時間が大切なのかなと思う
だから、今回のsomewheretalk では

①sponge髙坂さんの想い、チームspongeで働くとはについてを伝える時間
②現店長の藤崎さんの想いやこれからを伝える時間
③参加者さまが今やこれからを伝える時間
計3時間を使い「それぞれの想い」を伝えあう時間としました。
そして3月3日は採用面接ではなく、
「希望者が自分の想いを伝え、双方向に対話する時間」「お互いをさらに知る時間」とする予定です。
